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『ターンアウトレール』と『自動ターンアウトレール』の違い・使い分け
プラレールのパーツの中で最も難解なパーツが、この『ターンアウトレール』です。
ターンアウトレールには、タイプが2種類あります。
ターンアウトレール(8の字ポイントレール)
自動ターンアウトレール(自動ポイントレール)
ターンアウトレールの仕組み・使い方
ターンアウトレールは、2本のターンアウトレールがセットになっています。
一本のターンアウトレールは、車両の進む方向を切り替えるためのもの。
もう一本のレールは、分岐したレールを一本道に戻す場所に使用します。
ターンアウトレールは、レールの中にある黄色いバーによって、車両の進む方向が変わります。
例えば、
黄色いバーが真っすぐのときは、車両も真っすぐ進みます。
黄色いバーが外を向いてるときは、車両も外方向に進みます。
では、黄色いバーの向きを変えるにはどうするのか?
方法は二つあります。
一つは、「手動でバーをパチッと切り替える方法」
そしてもう一つは、「反対側から車両を走らせる方法」です。
ただし、黄色いバーがまっすぐのまま、車両を直進させても、黄色いバーの向きは変わりません。
まっすぐの黄色いバーを外向きに切り替えるには、外側のレールから車両を逆走させる必要があります。
コースを切り替えるには逆走させる必要がある為、このターンアウトレールは、の使い道は、8の字コースによく利用されます。
ただし、同時にたくさんの車両を走らせる場合は注意が必要です。
狭いスペースを車両が共有する為、衝突するシーンが多くなります。
自動ターンアウトレールの仕組み・使い方
自動ターンアウトレールは、自動ポイント切替レールと、普通のターンアウトレールがセットになっています。
普通のターンアウトレールは、車両の方向を切り替えるためではなく、 自動ポイント切替レール によって分岐したレールを一本道に戻すために使用するものです。
自動ターンアウトレールは、切替ポイントを通るたびに、行き先が切り替わる仕組みになっています。
※自動でポイントが切り替わるのは、スイッチがAUTOに設定されている場合です。もしスイッチがSETに設定されている場合は、車両が進む方向は左右どちらかに固定されます
ただし、普通のターンアウトレールとは違い、反対側から走らせても方向は切り替わりません。
よって、自動ターンアウトレールを使用するコースは、一方通行のコースになるので、 複線レールを使用したコースや二手に分かれるコースによく利用されます。
ちなみに、分岐から一本道に戻る際、タイミングが悪いと車両が衝突する場合があります。
以前、その衝突を防止する装置を作りましたので、宜しければそちらも参考にしてみてください ↓